Shoes Stories vol.12

 
 


 これまで、タップシューズの選び方や加工の方法を中心にお話して来ましたが、今回はタップシューズに関連する小物についてのお話をしてみたいと思います。


 まずは靴ひも。履き心地はもちろんのこと、見た目のイメージも靴ひもでかなり変わりますので、最近では市販のものと交換して、ご自分だけのオシャレを楽しまれている方もよく見受けられます。


 “タップシューズの靴ひもはこうでなければいけない”という絶対的なルールはありませんので、自由に選んでいただいて問題ありません。でも、やはり歩いたり走ったりという比較的単純な動きに比べ、タップダンスの動きは複雑で時に激しく、靴ひもへの負荷もかかりやすいので、出来るだけ丈夫なものを選択された方がよいと思います。太さで言えば、細いものより太いものの方が耐久性はよくなりますね。


 BasementではCapezioのタップシューズを扱っていますが、Capezioオリジナルの靴ひもは単品では販売されていないので、交換用の靴ひもとしてドイツのPedagというメーカーの靴ひもをご紹介しています。


これも一般の革靴などに使用するためのものですが、75cmという長さがちょうどよいこと、黒や白のほかベージュや茶色といったナチュラル系のカラーが揃っていることから、このメーカーのものを選びました。


 お客様から「ほどけにくくて助かります」というお言葉をいただくことがありますが、これは素材(オーガニックコットン)の滑りにくさと、結んだ時にしっかりと噛み合う編み地の構造が生み出す効果ではないかと思っています。

 

 太平(ふとひら)、太丸(ふとまる)、細丸(ほそまる)と3タイプありますので、お好みのものを選んでいただけたらと思います。



 このほか、シューズのサイズを微調整できる小物もいくつかご用意しています。


 一般的なものとしては中敷き。これは皆さんもご存じの通り、シューズが大きい時に底の部分に敷いて全体的な大きさを調整するもので、主に成長期のお子さんの当座のサイズ調整に使われることが多いですね。


 ハサミで簡単にカットできるので、お兄ちゃんのシューズに使っていたものを、サイズの小さな弟のシューズに再利用という、お得な使い方も出来るようになっています。



 『シュータンパッド』は、足の甲をカバーする“ベロ”の裏側に張るためのもの。ベロが足の甲にあたる感触をソフトにしたい方、足の甲が薄い方の調整用にお勧めです。


 『ヒールストップ』は、かかとの内側に張って、かかとを安定させるためのパッドです。

 

 タップシューズはいろいろな方向に動かす分、普通の靴よりもぴったりしていないと頼りなく感じてしまいがちです。また、かかと部分は履いて行くうちに横方向だけでなく、後ろ方向にも伸びてふくらんで行くので、履く方のかかとの形によっては脱げやすくなることもありますので、かかとが気になるという方はこのパッドをお試しになってみてはいかがかと思います。


 また、ここのところ、にわかに注目度がアップしているのが、Capezioの『フットアンディーズ』です。


 これは足のつま先部分に履くカバーで、元々は裸足で踊るモダン、コンテンポラリーといったジャンルのダンサーさんのために開発されたものですが、薄いパッドがついていて、足裏にかかる負担を和らげることが出来るため、ヒールの高いタップシューズを履く方たちが愛用し始めているようですね。


 今回ご紹介したものはすべてタップシューズ専用の商品ではありませんので、靴ひもや中敷き、パッド類は百貨店・量販店のシューズ用品コーナーで、最後にご紹介した『フットアンディーズ』はダンス用品専門店でも購入・取り寄せすることが出来るのではと思います。


 こうした小物を上手に利用して、より快適に、より楽しく、踊っていただけたらと思います。






お話し下さったのは、東京・東中野のシューズショップ『BASEMENT』の藤井政司さんでした!


BASEMENT Official WEB サイト 

http://www.basement-tokyo.com/














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